皆さんは楽曲を作る際、映像を活用しているでしょうか?歌モノであっても、BGMであっても、それが想定される映像を参考にして作るとより深い世界観の曲を作れるようになります。
例えば歌の場合は、アニメやドラマのOP/EDの映像を見ながら自分なりに曲を作ったり、具体的な歌い手のMVを見ながら作ることになります。ゼロで何もイメージのないところから1曲制作することは難しいですし、きちんと仕様を想定しないとぼやっとしたイメージの曲になってしまいがちです。曲の世界観を固めて深堀りしていくには、その曲が使われる場面、使う人、イメージなどを予め具体化しておかなければなりません。それは作曲だけでなく、編曲やMIXにも当てはまります。
そして曲が出来上がったら、映像に対して元々ついていた曲と自分が作った曲を比べましょう。その時、自分が作った曲が十分競争力のあるものであるかどうかをチェックしましょう。このような作業を蓄積していけば、どんどん曲のクオリティが上がっていくと思います。クオリティの中身の判断を論理的に行うことは難しいですが、誰かの要求に応えるという想定を繰り返すことが大切です。自身が作った曲を誰かが必要としてくれた時、作曲がより一層楽しいものになることでしょう。
ちなみに、BGM/劇伴をやっている人は、映画1つ丸ごと音をつけてみると良いです。サントラを買い、収録されている各場面のトラックを全部真似て同じ雰囲気で制作することも良いですが、個人的にはサントラよりも、映像とその場面で元々ついている音楽とを参考にしながら自分でも作ってみるということを推奨します。