DTMを趣味として創作活動をされている皆さんは孤独ですか?
昨今コライトという言葉も出てきたり、世の中的に業務などでは自分でできないことは誰かに発注したりするわけですが、本当に創作活動に熱中するのならばやはり1人で孤独に創作に向き合うことがよいと思います。趣味であればそれが可能です。
DTMを始めた当初は、1人では寂しくなることもあるかと思います。そんなとき、SNSを開けば同じくDTMを趣味とするコミュニティが見つかりますし、音楽教室のなかには生徒同士が交流できるようになっているようなところも見つかります。何かしらの一歩を踏み出してコミュニティに参加すれば、孤独からは解放されると思います。
さて、ここでさらに1つ質問です。皆さんはDTMで知り合った方と仲良くできていますか?私は熱量が高いほど、それは難しいのではないかと思っています。いわゆる、誰しもが通る「若いときは尖っていた」状態が故にです。これはおそらく説明しなくても分かってもらえるように思います。もしそれにより人間関係がギスギスしてストレスが増し、創作に支障が出ると困ってしまいます。
DTMで言えば、コミュニティで他人の曲を聴いて、そのうまさに勝手に自分で落ち込んではいませんか?他人が書く発言がチンプンカンプンで焦っていませんか?自分の曲を投稿して、他人のリアクションの少なさにがっかりしていませんか?最終的に、コミュニティの掲示板にはいるが、DTMへのやる気が無くなり、誰かの新しい発言を既読にするだけの日々になっていませんか?
創作初期において、他人に振り回されること、他人と自分を比較すること、自分が扱いきれない情報が入ってくること、これらは良くないことだと思います。ただし、教えてくれる人と交流するのはある種仕方がないことなのでその限りではありません。この場合は別の意味で、著者が言うのもなんですが当然独学のほうが実りが大きいわけで、教えてくれる人の存在は必要悪と言わざるを得ませんが。ここで言いたいことは、「同じくらいの進捗度、経験」の人と関わることは注意したほうがいいよということです。なぜなら、どうしても相手を見て勝手に優劣を付けてしまう、付けようとしてしまう、のが人間の性ですから。これを自重するのはなかなか難しいことです。
実際問題として、人の成長なんて様々です。同じような立ち位置にいても、熱量も違えば、取り組む時間も違ったりしますし、創作の方向性すら違うことも多いわけです。それでも、やはりなぜか他人と比較してしまいます。さらに、どちらかが上というような、猿の群れのようなパワーバランスを感じてしまいます。結果、「上」だと思った方は自信がつき、成長に拍車がかかることが多いのですが、「下」だと思った方は自信を喪失し、本来のちからが出せなくなることが往々にしてあります。私の考えでは、これはどちら側であっても実りないことだと思います。自信がついた方は自惚れたり挫折した場合に折れやすくなること多く、自身を喪失した方は劣等感でやる気を無くしたりそういうものだと諦めたりすることが多いからです。
創作活動には、自分のために作る側面と、他人のために作る側面があります。人と比べたり、人に迎合したりすることは、後者を目的としだした時点からで十分です。創作初期は自分のために作るわけですから、周りを気にすることなく、創作にのみ向き合うことをオススメします。つまり、孤独のススメです。
最後に、創作がDTMの場合は、「作った曲は他人に聴いてもらいましょう」とよく言われます。私はこれは無責任な発言だと思います。聴いてもらうのは、自分の活動を最初から見知っている人だけで十分です。いない場合は、自分で聴いて判断すればいいです。3日もその曲から離れれば、きっと新鮮な気持ちで聴けるはずです。